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| (1) | まず、音楽信号を再生する機器ですから音楽信号を分析することが一番初めになると思います。 |
| (2) | 次に、スピーカーの基本的な特性つまり振動板の口径と分割振動の関係、磁気回路、周波数と振幅の関係、ホーンスピーカーの特性等の当たり前なべ一シックな特性。 |
| (3) | 音楽をきくのはあくまでも人問の耳ですから測定器との違い、つまり測定器の特性の良いもの=良い音、とはならない理由、そしてもう一歩踏み込んで人間の耳が音に対し てどのような要求をしているか等。 |
当店では、以上の3点から総合的にスピーカーをとらえ、ホーンスピーカーの製作をいたしました。
この3点は、独立した別の特性ですからそれぞれ相反する要素が出て参ります。 それらの相反する要素に対していかに総合的にバランスを取るかが、良いシステムを作りあげていく上で重要となると思います。
現在も次々と新製品が出て参りますが自然の法則は不変です。 基本を知ればおのずから出来ることと出来ないことがはっきりします。 スピーカーにおいては出来ないことをあたかも矛盾のない世界のように言いくるめられてしまったのを強く感じます。 いつのまにか客観的なデーターが忘れ去られ、情緒的な甘い言葉でオーディオを包みこんで、盲目の世界にされてしまったのが残念で仕方ありません。
進歩のない世界に、オーディオがあるのは、あまりにマニアとして悲しいことです。 進歩は客観的なデーターが基本です。 オーディオに客観性が回復されることを当店は一番の基本に考えております。
●(1)音楽信号の解析と分析
●(2)スピーカーの基本特性
●(3)耳と測定機の違いや人間の耳の特性についての考察
●スーパーミッドＦ
●スーパーミッドＬ
●スーパーミッドＳＬについて
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