・オーディオとの出会い (広い意味での)オーディオと出会ったのは、小学5年生の頃だと思います。親戚の家にあったホームステレオをもらってきたことが始まりだと思います。 そのホームステレオは、30年くらい前に一時期有名になった、4チャンネルステレオレコードを再生できた、ビクター製のものでした。もちろん4チャンネルステレオですので、リアスピーカもついており、それまで幼ながらに持っていた「スピーカーはフロントに二本」という固定観念が、そのシステムによって覆され、しかも、とても音場が広かったと記憶しています。しかし、もらってきた当時でもすでに20年近く経ってしまっていた上、もらってくるまでしばらく放置していたため、二,三年で故障してしまいました。 その後(中学時代)は粗大ゴミ置き場などからチューナー・テープデッキ・アンプなどをかき集めてきて、かろうじてシステムを組んでいましたが、その当時の傾向としては、いかに音を飾るか、という方向に向いていたように思います。 |
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・飾らない音への追求へ 高校に入ってから、音楽の嗜好が若干変わり、クラシックや器楽曲をよく聞くようになりました。はじめは大手レーベルのクラシックを聞いていましたが、ある日、知人に誘われて初めてエレックスに行きました。そこで、ナクソスというレーベルにはじめて会いました。エレックスに置いてあるスピーカで聞いたときに、今まで聞いたことのない臨場感に驚いたことは、記憶に新しいところです。そのときに購入していったナクソスのCDを自宅で聞いてみたところ、まったく臨場感というものがなく、スピーカに貼りついた音しか出なかったのです。がっかりしたのと同時に、オーディオの奥深さを知ったような気がしました。 それからしばらく経って、オーディオに詳しい知人に、「スピーカユニットが余っているから、スピーカボックスを作ってみないか」という話を持ち掛けられました。いままで粗大ゴミのよせあつめのシステムだった私は、二つ返事で了解してしまいました。 約1ヶ月の共同製作期間(と言っても、ほとんどやっていただいた感じですが)を経て、 スピーカボックスが完成しました。ホーンユニット+ウーファーという2ウェイ構成のユニットに、それからのオーディオ人生を変えられてしまった位に、違った世界がありました。その後は、「いかにピュアな音を出すか」ということに主眼が置かれました。結果、現在のようなシステムになったわけです。まだまだ完璧ではありませんが、個人的にとても気に入っております。 |
・システムのPR
すべて結構年代物の機器類ですが、クラシックからニューミュージックまで、ほぼそつなく再生します。 若干高音域が弱い念がありましたが、ネットワーク部にバイパスコンデンサを入れることによって改善してあります。 自負ですが、ニスの光り具合が和室によく合うスピーカだと思っています。 |
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・苦労した点 ほとんど苦労の連続でしたが、まず、低音と高音のバランスが合いませんでした。 そのため、スピーカボックス下部にブロックを敷いてみたり、ボックス内部補強を強化してみたりいろいろやってみました。 インシュレータ代わりに、ボックスとブロックの間に五円硬貨を4枚ずつ入れてあります。 また、ホーンユニットの指向性が極端なため、リスニングポジションにあわせることが一苦労でした。 ホーン部分が鉄製のため大音量時に共鳴してしまうので、デッドニングとしてホーン上部に水を入れたペットボトルを置いてあります。 さらに、ホーンユニットとウーファーとの奥行きがずれていることによる位相ずれを軽減するために、ホーンを若干前に出してあります。 ・今後の展望 現在、真空管アンプを製作しようと思っています。もともと硬い音のするシステムなので、真空管の柔らかいサウンドをこのシステムで聞いてみたいですね。 もしお金があれば、ホーン部分をウッドホーンにしてみたいです。ともあれ、まだまだ発展途上なので、手を入れるところは尽きませんね。 |
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